ブルーベリー畑に鳥よけネットを張る
このブルーベリー畑は、かれこれ15年ほど前に、義父が始めたものだ。
たぶん、実がつくのに数年かかって、実が付き始めてからは、義父が道の駅に出荷したりして、かなり本格的に作っていた農園だ。
90歳を過ぎた頃から、義父が剪定をしなくなって(忘れてしまって)、誰も手を入れず、かろうじて私が、夏休み中に、ぽとぽと落ちて勿体なくなってる実を見るに見かねて、収穫をしては、実家に送っていたりしていた。
収穫作業は、結構大変だった。一粒一粒とらないといけないし、完熟しているから落ちてもいけないし。
剪定をしなくて2年ほどたった時に、畑全体にミノムシがはびこって、葉っぱがほぼなくなって、もう、枯死してしまったかも、ぐらいひどい木もあった。
このブルーベリーだけは、諦めるわけにはいかず、退職してから、ずっと剪定を研究して、周りの農家の方に聞きながら、1年がかりで世話をしたところ、木たちは、全部、蘇った。
今年は、しっかりと実をつけて、毎日見に行くのが楽しみだったのだが、先日、一番大きな実をつけている木が、鳥にやられて、実が落ちているのを発見し、ネットが必須だという結論に達した。
支柱はもともとあったので、ネットをかけるだけなんだが、これがまた、時間がかかった。
今のところ、今年の農作業の中で、一番頑張ったのがこの鳥よけネット設置かもしれない。
鳥たちには、悪いが、一粒もあげたくはない!