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「 Jim Hall & Pat Metheny」
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もう10歳若かったらこのアルバムの良さをわからずに通り過ぎていたかも。
キースジャレットの「Melody at Night with you」」も、じっくり聴き始めたのは、7年前でした。
このアルバムは巨匠 ジム・ホールと 天才パットメセニーの、二本のギターの競演。
1998年録音だから、もう10年前。。
ライブとスタジオ録音を合わせて、17曲。。そのうち、即興が5曲。。
その即興、、、一人で即興するならまだしも、、、ふたりで呼吸を合わせるわけですから。。
尋常でない才能ですよね。。ふたりとも。。
ふたりが黙々と、お互いを大事にしながら弾いている、その呼吸さえも聞こえてきそうです。
まるでクラシックギターの演奏を聴いているよう。
ジムホールを尊敬してやまないパットメセニーの、憧れとか共演の歓びとかが、繊細さと深さを感じさせる音色となって、ジムの音色と共鳴しあうわけです。
7曲目の「Summer Time」・・・これにはあきれて物も言えません。(ほどすごいってことです)
一番すきなのが12曲目、、「Don't forget」。
夜、小さな灯りをともして聴いていると、ひと夏でいってしまう周りの小さな命たちが「わすれないで」と囁いているようにも聞こえます。
音楽を聴きながら眠りに入るということは久しくありませんでしたが、11曲目の「「Into the Dream」、、このあたりでもう意識は夏の夜空を浮遊し始めました。。。
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Jim Hall Pat Metheny