今日は、リログがとてもつながりにくいですね。
やっと画面が開きました。
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「床漬け」って御存知でしょうか。
実家の北九州では、「糠漬け」のことを「床漬け」とも言います。
発祥は江戸時代、
「ぬかみそを入れた樽(たる)を床の間に置いたことから、『床漬け』とも呼ばれるようになったといわれ、それが城下町の庶民に広がり、地元に定着したとの説もあります。」とあります。
日本最古の床漬けは、小倉城の北、八坂神社にあり、なんと380年経っているそうです。
我が実家の床漬けは、たぶん、120年ぐらい経っていると母が言っていました。
母が嫁いで来たときに持ってきたものですが、これは、毎日かき混ぜる必要があります。
発酵菌を呼吸させるためらしいです。
わたしも、小さい時から、ずっとかき混ぜてきましたが、これが臭い!
それに冬場はありえない冷たさです。
しかし、朝漬けたきゅうりが、夜にはもうしっかり漬かって、それはそれは美味しい漬物ができます。
きゅうりの1本ぐらいぺろっと食べられます。
秋になると、ナスを漬けます。
これは皮を部分的にそいで、塩で揉んで柔らかくしてから漬けます。
他にも、大根、にんじん、キャベツなんかも漬けてましたね。
時々、釘だとかをいれていましたが、あれはなんだったのでしょうね。
ああ、それと。。
糠みそ炊きといって、魚(鰯、鯖)なんかの煮つけをするときに、糠床を少しいれて炊くのですが。
これがまたごはんに合う!
久々に実家の糠床、食べたくなりました〜。