やっと会えましたがな。耳鼻科の救急医。なんと今回3人目のドクタってことになる。
は〜、長い道のりだった。
救急には午後5時にいらっしゃるとのことで、早めにいって順番を取ろうと思っていたものの、行ってみれば、もう5番目だった。
どの人も大したことないみたいに見えたけど。中には3連休が退屈でちょっと診てもらうべ、って感じのおばーさまもいた。
じっと順番をまって、やっと名前が呼ばれた。
病状と経過については電話でナースに話しをしているので、説明もせずに済んで楽だった。
・・耳を見て、「うーん。これはかなりひどいですね〜。薬を出して、明日から本格治療に入りましょう。」といわれる。
「先生、あたし、もうこんな状態で3日目なんです。あちこちの病院を転々としてきて、やっと耳鼻科のせんせに会えたんです。夕べも一睡もしてないんです。夜になると、息苦しくなって。」と涙声で訴えた。
「うーん、ここには耳鼻科の機材がありませんのでね。うーん、どうしてもっておっしゃるなら、待っていただかないと。。ほかの急患の方が来られるかもしれないし。」
「はい、結構ですわ。ここで待ってます。」
それからドクタはささっと数人の診察を切り上げて、あたしを耳鼻科治療室に連れてってくれた。
それからの治療は、阿鼻叫喚、悶絶絶倒、酒池肉林(違うか?)。
思い出すだけで全身に震えが走る。
しばらく痛さで歩けなかったが、ドクタに迷惑をかけるわけにもいかんので、丁寧にお礼を言って受付に行こうとしたら、病院内真っ暗でどっちに行ったらよいのかわからんし。
右往左往しているあたしにドクタが「どうなさったんですか。」と。
「はい、道に迷いました。」
ドクタは「じゃ、いっしょにいきましょうね。」と優しく言ってくれた。
てなわけで、ゆうべはやっと安眠できた。
さて、今日から治療が始まる。
ゆっくり治してくださっていいわよ〜。ほっほっほ。