先週、仕事を二コマ休んだために今日は朝から晩まで仕事した。
中間テストも近いので振り替えをせねばならなかったわけだ。
昼、母屋の前を歩いているとしうとめに呼び止められた。
「明日の祭りやけど、なんかご馳走するけ?」
うっぷ、村の秋祭りだってことをすっかり忘れていた。
仕事を二つも入れてるし。はぁ。。。
大した祭りではないが、やはり大きなイベントである。
各家庭から、餅をいくつか供出するのだ。
それを餅撒きに使う。
むすこっちたちがいたら、餅つきは、石臼と杵で簡単につけるのだが、二人とも不在。
耳の悪いあたしとじじばばでは餅つきは無理だもんなぁ。
きっとあたしが知らない間にじじとばばが二人でもち米を蒸して、たぶん機械でついたのだろうな。
最近は里でも家庭で餅をつく家は減ってきた。
供出する餅を菓子パンで代用する家もあるぐらいだ。
他人事のように言っているが、我が家でもきっとじじばばがいなくなったら菓子パンになるんだろうなぁ。情けなや。
さて、明日のご馳走だが、むすこっちたちがいないので、何を食べるといっても思いつかない。
やっぱり丹波牛のすき焼きだろうか。マツタケはそろそろ出ている頃だろうか。
これを食べ飽きたといったら罰が当たるよな。ごめん。
今日は、どかっと仕事をして、明日は朝少しだけ寝坊ができるので、丹波の山名酒造の冷酒を飲んだ。
すっきりと喉を通る非常に美味い酒であった。
丹波は味覚の秋。
明日は畑の白葱でもとってこよう。
肉よりもむしろ、こちらのほうが美味しいと感じる昨今である。