はい、こんにちは〜。
夏休みが始まって昼夜2コマの仕事をする日があります。
つい先日、小学2年生のこどもたちが入塾してきて、あたしは、小学校の低学年というのは今まで経験がなかったので、やや戸惑いがありました。
しかし小学校の教育課程をざっと見て、全体像が掴めたところで、今の中学生たちがどのあたりで躓いているか、わかったような気がします。
今の中学生の特徴は。。。
まず、分数の計算ができない。特に通分ですね。1/2+1/3の計算がさっさとできる中学生は半数以下ですね。
それから、四則のうちどれを先にやるかということを忘れている中学生も多いですね。
図形にいたっては、円の面積、円周などの出し方がちゃんと頭に入っている中学生はわずかですね。
半径の二倍が直径だということも即答できませんよ。
したがって、円錐の体積、面積などをすらすらと出せる中学生となると、一握りですね。
英語になると、最近の特徴は、単語をぜんぜん覚えられない生徒がわんさといますね。
以前にも書きましたが、apple書けない受験生わりとたくさんいますよ。
だいたい、ローマ字ってものを知らない中学生は大勢います。
ローマ字は必要ないという説もあるらしいですが、パソコン入力するときに、やはり必要だと思うのですが。
せめて自分の名前ぐらい小学校時代に書けるようになっていて欲しいものです。
この傾向は年々ひどくなってきてます。
小学校時代に習っているはずなのに、その知識がぜんぜん定着してないわけですね。
それはどうしてなんでしょうね?
やはり、知識が定着するには、ある程度の反復学習が必要だと思うのですが、その時間がないのでしょうね。
いや、時間がないというより、面倒なんでしょうね。
今日、小学生をみていて、思いました。
一問やるたびに「あ〜疲れた」という。全部で30問ほどあったので、30回は「あ〜疲れた」を聞きましたね。
そして、なにかにつけて気が散ります。集中してなにかするという習慣がないのかも。
一体なにが原因なんだろう?
それから、それから。
あたしのお教室だけかもしれませんが。。。
集中力は女子のほうが格段に上です。どの学年もそうです。
学びたいという気持ちも女子のほうがぜんぜん上です。
勉強の間に時計を見るという行為も男子だけに見られますね。
わからなければ騒ぎ出すというのも男子。
その結果はやはり成績にも顕著に現れます。
ここで男女の差を言ったところで、なんの問題解決にもならないのですが。
ここ最近、家庭内の犯罪が多いだけに、こんな状況が不安の種です。
物事を深く考える習慣がない、なにをするのも面倒、直情的、、そういう傾向が小さい子ども達によく見られます。
こういったことが勉強にだけ表れているのだったら、まだ、救いはあると思うのですが。
小中学生の現状を知って欲しくて「これができない、あれができない」はあまり書きたくなかったのですが、思い余って書いてしまいました。苦笑。。