人生の大部分を過ごして来て、だいたい、自分の路線が見えてきたと思っていたからでしょうか。
なんともやるせない夢を見ました。
◆ 夢 ◆
10年後ぐらいだと思う。
実家の母が病気になってしまい、もうあとわずかしか生きられないという。
小さくなって弱っている母がかわいそうでかわいそうで。
母は末っ子で甘えっ子だし、一人で旅に送り出すなんて、そんなこと絶対だめ。
私は、もうすべきことは全部やったし、こどもたちはそれぞれ一人でも大丈夫。
生きていれば、してあげられることもあるけど、もう十分だとも思う。
母と一緒にお墓に入ったら、きっと母は寂しがらないし。
二人で寄り添って眠るように死ねたら、お互い心強いだろうな。
◆◆◆
こんな夢だったのです。
目が覚めた翌日。
弟くんが「オレはこれから先が楽しみでしょうがない。どんな人生が待っているんやろう。」というので、「うらやましいなー。かーさんは、もう大体先が見えてきたからこんな夢をみたんよ。」というと。。
弟くんは、わたしをきっと睨んで、「あかんで。オレはかーさんにまだなーんもしとらんっ。」と怒られました。
言うんじゃなかった、と後悔。
たぶん、一人で死ぬのが怖いと思っているのは私のほうで。
なーんでいつまでたっても、こういうとこ、子供っぽいんだろうと、苦笑。
ごめんなさい、とここで懺悔。