「たぶん早く帰ってくるよ。」と言っていたけど、若いもんが集まってシンデレラタイムってことはないだろうと思っていたら、案の定、帰宅は2時近かった。
開口一番、「は〜〜〜、楽しかった〜〜。やっぱり、幼馴染はいいな。」と。
同窓会に来たメンバーを聞いてみたら、私のお教室にきてくれたいた子がほとんど。
教え子の消息をむすこっちから聞けるっていうのもいいもんだ。
「大学にいっているやつはオレとあと一人だけだった。」と言っていた。
この地域は、大学に進学するのが当たり前というとこではないから。
大学に進むと地元にはほとんど帰ってこないから、跡取りがいなくなるし、親は子供に大学進学をあんまり勧めない。
世間ではなんとなく大学へいく風潮が当たり前だけど、ここではよっぽど勉強したいという意欲がないと親は進学させない。
「仕事しているやつらはやっぱり、なんか違うな。バイタリティーっていうか、、、とにかく元気だわ。オレも早く働きたい」と兄くん。
大学の友達とのたらたらっとした飲み会とは、まったく雰囲気が違っていたんだと。
「元気をもらってよかったなぁ。」というと「その通りやね。」と。
帰りは、隣村のジョシに車で送ってもらったらしく。
「話はずんだか。」というと「ぼちぼち」と苦笑い。
「寝るわ。」と言って着替え始めた。
ふと、セーターをみると。。
ぬあ〜んと、袖が破れているではないか。
「あんた、それを着て行ったん?」
「そやで。他に着替えとかもってきてないし。」
「あんた、久々の同窓会やで。ここは決めるとこやろ。」というと
「同窓会でなにがあるちゅうねん。」と笑う。
は〜〜〜、これだから、カノジョができへんのだなぁ。。(~_~;)