休み中に、隣保の嫁さんたちと食事会に行った。
これはもうお付き合い程度、ノルマをこなすって感じで行ったんだけど。
普通に地域ネタを話ししているうちに、私の仕事のことに話が及んで。
「学校でどんなことを教えているの?」という質問が来て。
「うーん、社会科なんだけど、普通に受験用の授業をやってたって仕方ないし。彼らが社会にでて、損をしないように、上手により賢く生きるためのノウハウを教えているのよ。教えているというより考えさせているって感じかなぁ。」と答えた。
例えば地域には、こういう公共施設がありますよ、と紹介するだけで終わっては意味ないし。
どんな時にどういう風に利用するのかがわからないと、実生活には全く役に立たないし。
・・とそんなことを話した。
すると、嫁さんたちは、「そうなんやぁ。遅くまで灯りがついている夜は、そういう授業を考えてるんやね。そういうことを教えてもらえるこどもたちは幸せやね。」と頷いていた。
あらら、やっぱり、見られているだぁと思いながらも、ちょっとうれしかった。
今日はまた、古くからのネット友からメールをもらって。
その中で、授業の話になって。。
その彼がこういった。
「社会ってでっかくて奥が深くてずる賢くてどうすればどうなるのか自分で瞬間瞬間の選択が迫られて・・・って言う、でも自分を磨くにはこんな場所は無いよって事を教えてあげたいなぁ。」
最近、自分の授業のことで少々迷いがあって、なかなか考えが纏まらなかったんだけど、この一言で俄然やる気が出てきたんだな。これが。笑
やっぱり、私は私のやりたいことをやろう、と。
3学期、またうんうん唸りながら、教材を考える事になりそうだけど、3年生はもうこれで社会を勉強することは生涯ないわけだし、なにか、心に残る授業を考えようと気持ちを新たにした今日でした。