小春の庭仕事

観た映画、読んだ本、聴いた音楽、旅した、食べた、買った、そして、思った記録です。最近は庭仕事がメインです。

よみがえるごみ婆



年末になると、しうとめはどうしてこう、ごみとか掃除とか村の行事とかに対して「ハッスル」するんだろう。


いや、昔の人はみなそうなのかもしれんが。しうとめは特別そんな傾向が強いような気がする。


12月はお宮の掃除が2回あることぐらいちゃんとわかってるのに。。


前日の必ず、念押しの電話がある。


「小春さん、あんた、明日のお宮の掃除、しんどいことないけ?」


あーた、あたくしは毎夜の原稿作成でしんどいですから代ってください、なんてだーれがいえますかいな。


しうとめだって、あたくしがそう言わないことちゃんとわかっていていってくるのさ。


あの電話は「お宮の掃除忘れてないけ?」という確認の電話だってことぐらわかってるわよ。


さて、その同じ日。夜には婦人会の役員会があるのだった。


あたくしは朝のお宮の掃除のあと、出かけないといけない用事が山のようにあって、お昼から夕方7時までずっと車の運転をしていた。


かーなり疲労困憊して、じつは婦人会の役員会をさぼってやろうと、班長に電話をしようとしたところまた電話がなった。


・・・しうとめからだ。


「小春さん、あんた、弟くん一人にしとくのかなわんことないけ?」


「え?一人ってどういうことです?」


「あんた、今晩は婦人会の役員会やろ。あんたが行ったら一人になるやろ。」


はぁ、また念押し電話だ。


弟くんが一人で寂しがるわけないやん、海外に単身行っていたのにさ。


はぁ、もう干渉はやめて。


それからそれから、今週でごみの回収は年内最後。


それも、ごみカレンダーみてちゃんとチェック済みだわさ。


ある日、りんりんと電話がなる。はぁ、たぶんしうとめ。


「小春さん、月曜日でごみの回収、年内最終やろ。あんた、もしごみあるなら、一緒にだしてくれへんけ?」


「はい、いいですけど、木曜日も回収があるんではないですか?」


「いんや、それはないわな。」(断固として言い張る)


で、月曜日の朝(今日)、また電話。


「小春さん、うちのごみだしとくさかい一緒にもっていてたも。役場に確認したらやっぱり今日が最後やったから。」


そんなに何回も何回もいわんでも、わかっとる!!


それに、ごみ回収が未来永劫ないっていうならともかく、来週にはあるんだからさ、そんなに必死になることないんじゃないの?


は〜。ごみに執着しなけりゃ、可愛いおばーさんなんだけどなぁ。。。。