毎日お仕事にいくようになって、桜子はしうとめのとこに預かってもらっていて、とっても可愛がってもらってます。
しうとめは優しい人なんで、自分の食べるものはなんでも桜子に食べさせるものだから、時々、もどしていたりして、じじにしかられたりしています。
里に越してきて、14年が過ぎた。桜子はその時に生まれたので、もう人間にしたら80歳を超えていることになります。
目や耳が弱ってきていて、近寄ってもすぐには反応しなくなっています。
丹波の冬は寒いし、夜はさらに寒いから、夜だけでも我が家にいれてやろうと思って、ここ数日夜だけ一緒に過ごしています。
むすこっちたちがいない我が家は、人の気配がしないので、桜子でもいてくれれば話相手にもなるし、餌を作ったり、ブラシしたりと結構時間が潰れます。
まぁ、平日は私も忙しので、相手もしてあげられないけど、休日に一緒に過ごすにはもってこいの相手です。
今日は昼間ちょっとおひさまが出ていたので、久々に長時間散歩しましたよ。
足が弱ってきたとはいえ、リードをはずしてやると、いつものようにわたしの周りをぐるぐる回りながら、はじゃぎながら走っていました。
いつまでも無邪気な桜子につい笑いがこぼれました。
不思議の里は、もうすっかり冬景色。
もうここで15回目の冬を迎えるのですねー。。。
いつまでたってもここの冬の長さはこたえますね。
桜子のぬくもりを分けてもらいましょうかね。