ひとつ歯車が狂うと、どんどんかみ合わなくなってしまって、いろんなことがうまくいかなくなっていた昨今でした。
日ごろ普通にできていたことができなくなる。
たとえば、食事。
食べることに全然興味を感じなくなっていて、なにを食べても美味しいと感じない。したがって食べない。
体重は、5キロほどぽんと減って、最初はうれしいと思っていたものの、パンツ(ズボンですわよ)がずり落ちてきて、それがみっともない。
顔は相変わらず丸いものの、首が細くなってしまって、年をとるとそれがしわになってきたりする。これがまたみっともない。
それからテレビをみる、DVDを見ること、新聞を読むこと。そういうことができない。
かろうじて仕事だけはしないと周りに迷惑をかけるので、職場にいけば、普通に笑って仕事をする。
しかし、その笑いも乾いている。
そういう生活を二カ月も続けていると、さすがにブレーキがかかるのか、ストレスのもとをデリートする方向に向かって行った。
完全にデリートできたかといえば、そうでもないが、かなりの部分をデリートして、ずいぶんと気分が上向いてきた。
こうして、日記仲間のみんなの日常を見に行き、日記を書けるのもその証拠。
晴れてこちらの世界に帰ってこられて、とてもうれしい。
いつも自信たっぷりで、自分は強靭な精神の持ち主だと思い込んでいた。
こんなに脆く、危うい心を持っているということをこの年になって初めて知った。
さて、元気になった証として、今日はDVD観賞をしてみようと思う。