ずっと前からぐらぐらしていた奥歯。抜歯しました。
(横に生えている親知らずとは別の歯です)
数日前に何か食べているときに、ぐきっといって、もう限界だなと思い、かかりつけの歯科電話したんだけど、満員で受け付けてもらえず、家の近くの歯科に2年ぶりに行った。
私が麻酔に弱いことを覚えていてくれたドクタが、なんかとっても気を遣って麻酔を打ってくれた。
麻酔の注射はやっぱり痛い!
10分ほど経って、痺れて感覚がなくなって、さて「抜歯しますね、口を大きく開けてください。」といわれて、なにか器具をつっこまれたかと思うと、1秒後には歯は抜けていた。
なんというあっけなさ。
え?もう終わったの?歯は本当に抜けたの?と思ってうがいをしたら、真っ赤。
はー、やっぱり、済んだんだ。
気合をいれていっていたのに、拍子抜け。
家に帰って鏡を見ると、ぽっかり穴が開いていた。
なんか、長い付き合いだった歯がなくなるていうのは、なんとも寂しい。
そこは差し歯にするのかなぁと思ったら、「あんまり必要ないでしょう」といわれた。
うーん、これから先、私の体には増えるものはなくて、なくなっていくものが多いんだなぁなどと考えたりして少々寂しい気持ちになった。
まぁ、しかし、目には見えなくても増えていくものはあるよね、と気を取り直して、また明日からを生きていこう、と思う。