村のお祭りをすませ、15日から門司へ行っていた。
今まで帰省しても高校時代の同窓生には何にも連絡せずにいたんだけど(私は行方不明者になっていたというのもあって)、なんとなく今回は誰かに会おうと決めていた。
2年前に同窓生のメーリングリストがあることを知って、そこに登録したところ、数人の人から懐かしいメールをもらった。
「帰省したら連絡して」と言ってくれてはいたが、盆のさ中ではあるし呼び出すのは気が引けるなぁとおもいつつ、でも、帰省したことを黙っていたらあとで怒られるかも、と思う人がいて、新幹線の中からメールをした。
「あと2時間で小倉につきますけど。。」と。
そうすると「うわっ、すぐ行く」と返事がきて、考える暇もなく改札口で30年ぶりの再会とあい成った。
お互い顔を見合せては、笑ったり、背中をたたきあったり。
私のことを当時の呼び方で「○○ちゃん」と呼ぶのにはまいった。笑
「どこへでも好きなところでつれてってあげるよ。」というので、「海を思いっきりみたい」というと、199号線をずっと走って、門司港レトロ街についた。
そこは高校からの帰り道によくぶらぶらしたところだった。
次に卒業した高校に連れて行ってもらった。
あのころは重い鞄をぶらさげで必死で登った心臓破りの坂を、今回ばかりは彼の大きな車で一瞬で上った。
車を降りて、ほんとにほんとに懐かしい校舎やグランド、体育館、プール。。
「あの教室やったよね。あの廊下やったよね。。。あのころはよく笑ったよね。」とわたし。
「勉強ばっかりしていたんとちがうの?まじめっぽくて大人っぽくて近寄りがたかったわ」とその人がひやかす。
へ〜。私はそんな印象だったんだ〜〜。笑
帰り道、彼の山あり谷ありの30年を聞いた。
人生の中で触れ合ったのは高校時代たったの3年間なのに、どうしてこんなにす〜〜っとあの頃に戻れるんだろうなぁ。
苦い思い出もいっぱいあったけど、一緒に振り返って笑ってくれる友達がいるって楽しいことだなぁ。。