門司港を後にして、ようやく実家へ到着。
家の前にたまたま姉がいて、「おかえり。かーさん、お待ちかねよ。」とにこやかに笑う。
門扉をあけると、また鉢植えが増えている。
母は草花が大好きで、ほんの小さなこぼれ種や挿し木で増やすことに歓びを感じる人だ。
「ただいま」というと「お、か、え、り」と部屋からはずんだ声がして出てきた。
母はうれしい時には本当にうれしそうな顔をする。
「こっちは暑いやろ。冷たい麦茶があるよ。飲まんね?」と訊いていた。
喉は渇いてなかったけど、「うん、もらおう。」といってごくごく飲んだ。
姉とその娘っこののぞみは、北九州のあるコンクールで賞をもらったとかで、その賞金をいただきにいくという。
急遽演奏依頼もあって、音合わせ、衣装あわせと急がしそうにしている。
「小春も一緒に聴きにいく?」と母から聞かれ、
「そうね、のぞみの演奏、長いこと聴いてないから、いこうか。」ってことになり、慌てて、シャワーを浴び衣装替え。
そんなに大きなホールではないけれど、演奏のあと立食パーティーのようなものもあるらしいので。
車で30分ほどの小倉の霧が丘モーツアルトホールというところについて、そこで、久々にのぞみのバイオリンを聴いた。
相変わらずやせっぽちだけど、軽くメークした彼女は、やはり、女子大生の風格(笑)がでていた。
1時間程度のパーティーに参加して、帰宅したのは、8時。
広島、小倉、門司港、実家、そしてまた小倉。
ながーい、ながーい一日だった。
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