昨日は、わたしのお教室のこどもたちと一緒に国語の勉強をしました。
期末テストが終わると、すぐに夏休みの宿題をもらってきます。
私たちが中学生の頃は、通知表と一緒にうんざりするような宿題をもらったという記憶があるのですが。。
私は、いやなことはさっさと済ませて遊びたいほうでしたので、7月中にお勉強分野のことを済ませて、習字、絵、読書感想文などは、8月の終わり頃にしていたように思います。
最後に残るのは読書感想文で、中学当時、文芸部に所属していた私は(他にもコーラス、ブラスバンドにもはいっていた)、「賞をとって当たり前」みたいに顧問からいわれていて、それはそれでプレッシャーでしたね〜。。
中3の最後の夏休みに書いた、ヘッセの「郷愁」は、どうしてこんなものを選んだんだ〜〜、と思うぐらい書きにくい感想文でした。
さて、昨日は、学校からもらってきたサマーワークに、現代文がいくつかありました。
「独学のすすめ」加藤秀俊、「十一歳の自転車」干刈あがた、 村野四郎詩集より詩、「四つ葉のエッセー」俵万智、、、
どれも抜粋ですからね、全体像が掴みにくいのですけど、「こういう反応を主人公がしたのはなぜですか?」的な質問になると、彼らは考えることを中断してしまうのですね〜。
昨日は、自分がその主人公になったつもりで、考えてみたら、とアドバイス。
正解はこっちにはわかってるのですが、彼がそれと違った考え方をしたら、「そのまま書いておきなさい」と言いました。
現代文の解釈なんて、行く通りもあると思いますし、彼が自分の体験から「こう思う」ということは大事にしてやりたいと思うし。
後で自分で答え合わせして納得すればいいことだしね。
あーだ、こーだと考える過程のほうが大事だし。
国語の勉強って、なにが楽しいかって、絶対読まない分野の作家の文を「必要に迫られて」読むこと、そして意外な発見があることですよね。
先日も、「ハチドリ」の話をしましたが、つい最近「ハチドリの不思議」日高敏隆の文が中1の教科書に載っていて、のめりこんでしまいました。(こどもほったらかして)わはは。
他にも、吉橋 通夫 「さんちき」、川島隆太「脳のはたらきを目で見てみよう」、プロジェクトチームの「百二十年の孤独」・・・・こういうの自分では買ってまで読みませんけど、読んだら、面白くて、つい引き込まれてしまってます。
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「さんちき」 「十一歳の自転車」
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