小春の庭仕事

観た映画、読んだ本、聴いた音楽、旅した、食べた、買った、そして、思った記録です。最近は庭仕事がメインです。

 ロストロポービッチ

【モスクワ=緒方賢一】世界的なチェロ奏者、指揮者で、民主化運動家としても知られるムスチスラフ・ロストロポービッチ氏が27日、モスクワ市内の病院で死去した。80歳だった。


 昨年末から体調を崩していたが、詳しい死因は明らかにされていない。

 1927年3月に旧ソ連アゼルバイジャン共和国のバクーで生まれ、モスクワ音楽院でチェロと作曲を学んだ。その後、数々の国際コンクールで優勝し演奏家としての名声を確立。56年にはモスクワ音楽院の教授に就任した。

 一方で、作家アレクサンドル・ソルジェニーツィン氏ら反体制派と親交を結び、69年にはモスクワ郊外の別荘を同氏に「隠れ家」として提供した。自らも当時のブレジネフ政権から演奏活動を禁止され、74年に出国。77年に米ワシントンのナショナル交響楽団の音楽監督に就任した。

 78年にソ連政府から市民権をはく奪されたが、ゴルバチョフ政権下の90年に市民権を回復し、同楽団を率いて帰国公演を果たした。今年3月の誕生日にはプーチン大統領から、ロシア最高の栄誉である勲一等祖国功労章を授与された。

 また、58年に初来日して以来、指揮や演奏、子供向けの音楽教育イベントなどで何度も日本を訪れ、指揮者の小沢征爾氏とも深い親交があった。(読売オンラインより)

動画が載せられないので、Rostropovich plays the Prelude from Bach's Cello Suite No. 1ここからどうぞ。