はい、ただいま〜。
九州はやはり、めちゃ暑かった。はりつく暑さというのかしら。
でも、この暑ささえも懐かしい。
■門司■
門司駅に妹と姪っ子が迎えにきていて、3人で門司で食事。
レトロな風情の建物の中がレストランになっていて、そこで海鮮御前をくらふ。
二十歳を過ぎてお酒も飲めるようになった姪っ子と、仕事の話をする。
彼女はこの春から社会人。家を離れ、妹と博多のマンションで共同生活をしているとのこと。
あの小さかった姪っ子が、一人前になって、お酒を酌み交わすときがくるなんて。感慨ひとしお。
食事が終わって、実家へ向かう。
1年8ヶ月ぶりの実家はなんの変わりもなく、それがまた良いのだ。
母、姉、妹、ふたりの姪に囲まれ、「まったく女ばっかりになってしまったね」なんて言いながら、いつもの紅茶の会が始まった。
■柳川■
さて、今回のメインである柳川墓参り。はて、墓参りは何年ぶりになるのやら。
妹の家は観光コースでもある「鶴みそ」さんのお隣。
部屋から味噌工場が見え、いながらにして観光気分。
家を出発して、墓参りの前に、ある窯元による。
そこの猫ちゃんを、私の叔父が絵に描いて、それを贈呈しに行ったわけだ。
窯元さんはたいそう喜んでくださって、叔父も描いた甲斐があったと言っていた。
さて、お墓についた。
長いこと我が家の墓守をしてくれていたおじーさま、おばーさまにご挨拶をしに。
おばーさまが足を引きずって出てきて、「お暑いのに、ごくろうさんですばい。」とおっしゃってカキ氷の袋入りをくださる。
ありがたい。
お墓の写真を載せるのもどうかと思うが、まーよかろう。笑
姓の違う人でも誰でも入ってよい「ふるさと」のような墓である。
ここの墓に入りたいという親族はもうかなりいる。実は私も入りたい。笑?
しばらくすると、長いことお互いを探していたという一族の末裔同士が再会することになったのだった。
どんな人かとどきどきしていたのだが、やはり血の繋がりというのは不思議なもので、全く他人のような気がしない。
風貌もどことなくわれわれと似ている。
墓に参って、そのお宅に寄せていただき、知りうる限りの昔話をお互い披露する。
私たち姉妹の代から遡ること4代前の当主が我々の共通の先祖であった。ほぅ、気が遠くなる。
今回の再会がなければきっとこの先、お互いが出会うことはなかっただろうと、心から喜び合う時間だった。
先方は、我が家の墓の隣の敷地に、同じような墓を建てるとのこと。
これからは両家で墓を守っていこうということになり、これもまた心強い話だった。
■次の日■
柳川に一泊。そして、特急に乗って門司へ。
特急の中で、甲子園の結果が気になってしかたない。
そう、弟くんの学校、まだ残っているの。そして、今、試合やってます。
さて、今回はどうかしら?鹿児島工業が相手。
今、同点に追いつかれたようなので、気合をいれて応援することにする!!