小春の庭仕事

観た映画、読んだ本、聴いた音楽、旅した、食べた、買った、そして、思った記録です。最近は庭仕事がメインです。

森林セラピー



森林療法のすすめ―癒しの森で心身をリフレッシュ


はい、こんにちは。


土曜日、先週に引き続き、森の人のNPOが開催した講演会に行ってきた。


講演会と言っても小さなホールで、参加者は身内の者も入れて20人足らずのこじんまりとした会だった。


さて、テーマは「森林セラピー


森林療法の先駆的存在である上原巌先生(大学助教授)はほっそりとした優しげな方で、森林療法のなんたるかを分かりやすく私たちに語ってくださった。


始めに、デンマークで始まり今はドイツで主流となっている「森の幼稚園」視察のスライドが流れた。


それは、特定の園舎・園庭を持たずに年間を通して自然、特に森林の中で過ごすというもの。ドイツには220箇所もあるという。


テレビゲームとお稽古事に必死な日本の子供とはかけ離れた幼児期の過ごし方だ。


その他、森林セラピーの詳細はここを見ていただいたほうが早いかも。上原先生の丁寧な説明がある。


特に、知的障害者の森林との触れ合いについて「森林療育」という言葉で事例を紹介しておられ、あぁ、やはりそうだったのか、と深く納得した次第である。


先生の「森林療法序説」を購入し、恥を忍んで「すみません。。。サインお願いします。」と言ったところ、快く、そしてまた丁寧に書いて下さって、感激しきりでございました。


それからしばらくは、先生に仕事の話など聞いていただき、なんとなく霧が晴れたような気持ちになった。


やはり、森を好きな人からは「フィトン チッド」が出ているのだろうか、なんて。。笑。


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最近はよく講演会にでる機会が多いのだが。。


人が目をつけないところに目をつけ、それを研究し、人をひきつけ、世間に発表する力を持っているということは強みだなぁと思う。


二週連続で私より若い方の講演を聞いたわけだが。


なんだか、日本は面白くなってきてると感じ始めてる。