はい、こんにちは。
兄くんが車の免許を取っている。
なんだかうまくいかないらしく、教官が偉そうに言うんだ、と言って怒っていた。
終いには、「オレは免許とれても車にはのらん!」なんぞといい始めた。
私は自分が車に乗るなんてことは全く考えていなかった。
というか、実家があまりにも交通の便が良かったので、車は一生乗らないと思っていた。
実家の者も、父をはじめ、だーれも車の免許を持っていなかった。
私は、30歳を過ぎてから、母の勧めもあって、実家に里帰りして取った。
むすこっちたちがまだ小さかったので、自動車学校にある託児所に2人を預けて取ったのだが、二人があまりにもそこをいやがるので、一日も早く取ろうとして頑張り、延長は全くせず、一ヶ月余りでとった。
担当の教官が感じのよい人で、同じ年ということもあって、話もあい、割と楽しく免許がとれた。
私は、当時住んでいたマンションが車一台しかおけなかったので、専用の車を持たず、それから5年ほど乗らなかった。
しばらくして、郊外に引越し、そこは車2台分のスペースがあったので、軽を買って、やっと乗れるようになった。
長いこと乗ってなかったので、出張教習をしてくれるスクールを探して、二日間ほどみっちり鍛えてもらい、職場と買い物のコースはマスターして、それからやっと一人で乗るようになった。
一人で初めて乗った時に、車から降りて、足ががくがく震えたことを今でも覚えている。
それからしばらくしてから、この田舎に引越し、車は必需品になった。
1年365日、乗らない日は、一日たりともないだろう。
私が持っている免許で、一番役に立っているのがこの「車の免許」だ。
さて、兄くん。「オレには才能がない」なんぞと言っていたので、きっと最初の段階で躓いているのだろうとかなり気を揉んでいた。追加料金のこともあるしね。
今日、学校から帰ると、やつがいつになくリラックスしていたので、「今日はどうやった?」と聞くと、「よくわからんのやけど、仮免取れた」と言う。
え????まだ通い始めて10日も経ってないやん。
今までの悩み・ぼやきはなんやったんよ?
とりあえず、明日から路上らしいわ。
なんか、あまりにもあっけなくて、怖いぐらいや。本人もそうゆうておるし。
しかしまぁ、これで、私もアッシーから解放される日も近いわけだし、頑張っておくれだね。
(弟くんも受験が終わったら合宿で免許をとってもらおうと思ってます。)
むすこの助手席ってやつを、どきどきしながら、体験してみたいような、みたくないような。笑。