はい、こんにちは。
今日は意を決して兄くんのところへ行って来た。
連休には一度帰ってきたいと言っていたのだが、今はこの騒ぎで、帰り道どうしようかと彼が思案していたので、「それならかーさんが行くからいっしょに帰ろうや。」というと、「ほなそうしようか」ということで相談がまとまった。
一人でなんとかして帰ってくるのはわかっていたが、先日、福島のバス事故で、またしても、帰省中のD大生が一人亡くなってしまったこともあって、少しでも不安に感じているのなら行ってやろう、と思ったわけだ。
宝塚から大阪までのJRが不通なため、阪急に乗り換えて大阪まで行き、そこでまたJR環状線に乗り換え、また学園都市線に乗り換え、普段なら2時間半でいける行程を4時間かけて行った。往復8時間、乗り換えは6回。
はぁ、家の近くの駅から大学まで直通で行けるというのもあったからD大を選んだのに。
なんてこったい。
阪急に乗っているときは感じなかった緊張感がJRではひしひしと感じられて、やはり、1、2両目に乗っている乗客は極端に少なかった。
そういうあたしも最後尾に乗ったのだが。
しかし、何事もなく無事に帰宅できて良かった。
彼の下宿は簡単なキッチンはついているものの、殆ど料理はできない。
電磁調理器だったりするので。
「ひどいもんを食べて過ごしていた。」というので、「よっし、今日は好きなものを作ってやろう。」と、ほんまはかなり疲れていたんだが、帰りにスーパーによって、彼の大好きなものをたーんと買い込んでやった。
やつは、めちゃうれしそうだったなぁ。
家に帰ると弟くんが待ってましたとばかりに兄くんを捕まえて離さない。
夕食は、兄くんのリクエストであるギョーザ。死ぬほどくいてー、というので、作った作った。4人で90個を作った。
根気のない弟くんは、すぐにぎょーざ作りをさぼろうとする。
兄くんは、すかさずそれを指摘していた。笑。
「かーさん、もし、ぎょーざ冷凍できるんやったら、帰るまでに作っておいてくれる?もって帰って、焼いて食べる。」というので「おやすいご用」と返事した。
ここ数日の悲しみとかやりきれなさが、ふっと飛んでいった兄くんの帰省である。